ネット回線の速度の単位として、「bps」という言葉を目にすることは多いと思います。
当サイトでおすすめしているNURO光でも、「下り最大2Gbpsの超高速回線!」みたいな感じで何度も使われている言葉ですよね。
bpsというのが回線の速さの単位だということは皆さんご存知だと思いますが、では具体的に1Gbpsと言ったときに、それがどれくらいの速度なのか、きちんと把握されているでしょうか。
bpsとは?
bpsとは、ネットワークの転送速度の単位で、「bits per second」の略です。
つまり1秒間に何ビットのデータを転送できるか、という単位になります。
よく光回線の回線速度で「最大1Gbps」なんていう風に表記されていますが、あれは1秒間に1ギガビットのデータを転送できますよ、という意味なんですね。
ビットとバイト
私たちが普段使っているデータ量の単位「バイト(byte)」と、ここで登場した「ビット(bit)」はどちらも頭文字が「B」で共通しているため、紛らわしくて混同されやすいです。
バイト(byte)とビット(bit)の関係
1byte = 8bit
慣例として、バイトを意味するときは大文字の「B」、ビットを意味するときは小文字の「b」を使用します。
ですから、ネット回線の速度表記などで、特に断りなく1Gbpsと表記されている場合は「bits per second」単位で表現されているということになります。
バイトを使用する場合は、大文字の「B」を使用して「1GBps」と書くか、「1GB/s」と書かれることが多いです。
ネット回線の速度としてよく目にする「最大1Gbps」というのをbpsからBpsに変換すると、125MBpsということになります。
1Gbpsとは、1秒間に125MBのデータを転送できる速度のことなんですね。
まとめ
bpsとは、「bits per second」つまり1秒間に転送できるビット数のこと
普段使っているバイト数での表記は「Bps」や「B/s」
8bitで1byte、1Gbpsは125MBps
回線速度はbps表記が主流なので、byteと勘違いしなようにしよう!